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STB STUDIO BLOG



 

皆さん、段々と寒くなってきましたがお元気にお過ごしでしょうか?

このBLOGも3回目となりました。


今回のテーマは、宅録(ボーカル)です。


昔はパソコンや、機材の性能が悪く高価な物が多かった為

一般の家庭では難しい時代でしたが、今は高校生でも買える値段や容易さで

素晴らしい音が録音できます。


それこそBillie Eilish (18歳という若さで第62回グラミー賞主要4部門を含む5部門を受賞)ですが実の兄がプロデューサーとして音楽を製作、家のベッドルームでグラミー賞が取れる事を実証しました。



この背景には、今まで音楽を製作するにあたり大人の力がいくらかは必要でお金が無ければ出来なかった音楽が今はパソコン自体の価格や機材の値段も下がり、子供達もコンピューターに触れる機会が増え(スマホなどを持っている)原理やシステムを理解するのに時間がかからないという理由があると思います。まだこの段階は過程でしかなく、もっと進化を遂げていくと思ってます。


しかしやはり文化というものは広がれば広がるほど弊害が出てくるもの。


ありがたいことに片田舎のスタジオでも若いアーティストと話す機会が多い

才能を持っていても、音の良し悪しや、宅録の方法がわからないことで

音が悪くなっていることが本当に多いと感じています。


サンクラ(Soundcloud)でも、気を付けてやってるアーティストと適当のやってるアーティストでかなり差があると思います。売れたい、目立ちたいなら考えた方が良いかと。。。


もちろん、私もそれを経験してきました。

どうすれば良い音が録音できるのか?

もともとは、私も趣味の宅録アーティストでしたから


もちろんサンレコやYoutubeに死ぬほど特集されてますが

家の環境とギャップがありすぎて諦めている方も多いのではないでしょうか?


いきなり、周波数がどうのとか、プラグインがどうのとか電流がどうのとか

初心者はわからないですよね。。。

もちろん知ってた方が良いと思うし、それは後ほど慣れてきたらだと思います。


今日は、家でも出来るマイキングの方法です。


ボーカルレコーディングのコツは、ノイズ(雑音)をできるだけ少なく、デッド(反射音が無い)ボヤけてないように録ることです。雑音が多すぎる、音が遠すぎる

部屋の反響音が入りすぎているのはダメ。


まずは、第一に本当に出来るだけ外の音を避けるということ

思っている以上にマイクには集音機能があります。

この間もらったデータを声だけ(アカペラデータ)を聞いたら

エアコンなのか、扇風機なのかが入ってましたよ。。。


これ当たり前なんだけど、自分の部屋などで録る場合に意外に盲点